【特別区経験者採用】過去問について

特別区経験者採用

相談内容

特別区経験者採用試験を受験しようと考えている社会人です。

先生にお聞きしたいのは過去問についてです。現在教養試験(択一試験)の勉強のために経験者採用の過去問を使っているのですが、あるブログで経験者採用ではなくⅠ類採用試験の過去問を使ったほうがいいと書かれており、そちらで進めるべきなのか悩んでいます。

もしよろしければ、この件についての先生の見解をお聞かせいただけないでしょうか。お忙しいことかと存じますが、何卒よろしくお願いいたします。

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【特別区経験者採用】過去問について

YouTube文字起こし+補足

Ⅰ類の過去問を使うのは間違い

なるほど。この手の質問は質問者さんだけではなくて、複数名の方から届いておりますので、私なりの見解をご案内をしてみたい、そういうふうに思っております。

で、まずなんですけれども、私の意見、結論から申し上げてしまいますと、特別区経験者採用試験の教養対策として、Ⅰ類の過去問ですね、これを使うのは、負荷が明らかに大き過ぎると思います。つまり、適切な負荷になっていないというふうに思いますね。

どういうことかと申しますと、Ⅰ類採用試験の問題っていうのと、経験者採用試験の問題、これ実際に解いたことがあったりとか、実際に問題を見たことがある人だったら、必ずわかると思うんですけれども、経験者採用試験の問題のほうが明らかに難易度が低いんですよ。平易なんですね。

それと比べたときにⅠ類の採用試験、こちらの本試験の問題っていうのは、それよりは確実に難しいんですよね。となってくるとですよ、経験者採用試験を受けていく人にとっては、ちょっと負荷が大きすぎる。

きついよね、っていうことになってしまいますよね。もちろん、理屈のうえでは、Ⅰ類採用試験のほうが難しいんだったら、それをきっちりこなしておけば、経験者採用試験の問題も解けるかもしれません。

確かにそういう主張は成り立つと思います。ですけれども、ですよ。

ちょっと念頭に置いていただきたいのが、質問者さんも含めて、経験者採用試験をお受けになっている方々って、働きながらの受験になってるわけですよね。だとすると、例え易しめの経験者採用試験の過去問であったとしても、対策をしていくのって結構負荷かかりますよね。

そこにさらに問題のレベルを上げていくっていうのは、どう考えても継続できないんじゃないのかなっていうのが率直な意見ですね。

これって、言うのであればですよ。ちょっと筋トレをして体をシェイプアップしていきたいだったりとか、減量していきたいですっていう人に対して、ボディビルダーと同じようなトレーニングメニューをさせるのに等しい行為だと思うんですよね。

もちろんね、ボディービルダー並みのトレーニングをしていけば、シェイプアップにはなるでしょう。減量もできると思います。

ですけれども、じゃあそれ続くんですか?って言われたら、かなり疑問ですよね。なので、私はそういったことを踏まえて考えてみますと、とくに働きながらで忙しい社会人の方の場合には、わざわざ難しいレベルの過去問、Ⅰ類採用試験のやつを解くよりは、本試験の過去問、経験者採用試験における本試験の過去問を徹底的にやり潰すっていうのが試験対策の王道ではないか。

最も効率が良いのではないかというふうに思います。

筆記試験で重要なのは論文

過去問の話から次の話に移ってみたいと思うんですけれども、この部分ですね。

現在教養試験(択一試験)の勉強のために経験者採用の過去問を使っている

つまり筆記試験対策を頑張ってるよっていうことなんですけれども。ぜひね、これはあらためてご確認いただきたいことなんですけれども、筆記試験、とくに経験者採用、特別区の経験者採用試験における筆記、重要になってくるのは教養択一試験ではなくて、論文試験であります。

これはね、募集要項だったりとか、案内をご覧いただいても同じことが書いてあると思うんですけれども。教養試験のスコアですよね、これは足切りとしての意味しかもっておりません。

実際に読んでいただくと、一次試験の合否は、論文試験の総合成績で決めますっていうふうに記述があるんですよね。もちろんね、足切りは突破しなきゃいけないんですよ。

これまでの動画で申し上げてきたとおり、だいたいそれは年によっても変動があるんですけれども、13点とか154点とかそのぐらいです。そこを突破してさえいれば何も問題ないわけですね。

で、そこが勝負なんじゃなくて、そっからの総合成績は論文で決まってくるわけですから、明らかに重要になってくるのは職務経験論文と課題式論文ですよね。この二つが決定的に重要なので、教養択一試験のほうにそこまでリソースを投下しすぎるよりは、どう考えても、課題式論文と職務経験論文に注力をしていくっていうのが、質問者さんにとっても、あるいはこれを見てくださっている経験者採用受験生の皆さんにとっても一番ベストな戦略なんじゃないかなというふうに思いますね。

もちろんね、教養は大事です。大事なんですけれども、一番大事なのは、筆記にあたっては論文であるっていうことをもう一度確認していただきたいなと思ってます。

情報を得る際の3つの基準

過去問に絡めながら、この件についての私見をもう一点だけ重ねてみたいと思うんですけれども。こういうですね、私たちプロから見たときに「ちょっとそれはどうなの?」っていう主張をしている方々、インターネット上にはたくさんいらっしゃるんですよ。

そのときにね、あらためて皆さん方が何を信じればいいのかっていうところ、基準として三つのものを申し上げたいと思います。ぜひ皆さんが何か意見を取り入れていく場合には、実名で、顔出しで、プロとしての経歴がある方々の意見を主に参考にしていただきたいなというふうに思ってます。

私思いますには、こういうふうに「特別経験者採用試験の教養対策としてはⅠ類の過去問を解いたほうがいいですよ」って言ってる方々、おそらくですけれども、実名、顔出し、プロとしての経歴、多分ないですよね?この条件満たされてないと思うんですよ。

でね、匿名でやってたりとか、顔出してなかったりとか、プロとしての経歴があるのかどうかもわからない方々って、プロが言うような意見とはちょっと違う意見、エッジの効いた意見を言いがちなんですよね。そういう方々にとっては、エキセントリックな意見がビジネスに繋がっているんでしょうから、それは仕方ないと思うんですよ。

ですけれども、皆さん方がその意見を鵜呑みにすべきかどうかって言われたら、ちょっと違うんじゃないかなって思うんですよね。で、以降の話は教養ではなくて、論文の話になってしまうんですけれども。

私、受講生の方、経験者採用を目指してるんですっていう方々から、ある組織の模範論文を買ったんですっていうふうに言われたので、見せてもらったことがあるんですよ。で、見てみるじゃないですか。そうするとですね、確かにいろんな取組だったり事業だったりとか、論文の中に色々書かれてるんですけれども。

この取組とか事業って、もう終わってますよ?っていうものがかなり多かったんですよ。つまりね、ファクトチェックがしっかりされてないんですよね。

もちろん自分なりに調べたんだとは思います。そういう模範論文を書いた人たちは。

なんですけれども、皆さん方が受けていくとき、今年受験していくとき、来年受験していくときに使えるかどうかっていうと、かなり微妙になってきますよね。ということで、匿名とか、顔出しをしてない人とか、プロとしての経歴があるのかどうかもよくわからない方々って、ファクトチェックが甘かったりするんですよね。

もちろんね、実名で、顔出しで、プロとしての経歴があっても、ファクトチェックが甘くなる可能性ってのは当然あり得ますよ。それはそうだと思います。

ですけれども、少なくとも、実名・顔出し・プロとしての経歴があったうえでファクトチェックが甘かったら、それがバレたときにものすごい批判されるじゃないですか。業界から追放されちゃうわけですよね。

ということは、どう考えても実名・顔出し・プロとしての経歴がある人たちのほうがファクトチェックに敏感にならざるを得ない環境があるわけです。ファクトチェックをしっかりしようというインセンティブがあるわけですよ。

もちろんね、匿名とか、顔出しをしてない人が全部駄目だっていうつもりは全くありません。ですけれども、質問者さんのように、本気で経験者採用試験を受けていこうっていう皆さんにあっては、ぜひね、果たしてその情報やサービスが本当に信頼できるものなのかっていうところは、今一度よくよく検討してみていただきたいなというふうに思ってます。

でも、とりあえず本日の話といたしましては、経験者採用試験の教養択一対策を進めていくときには、わざわざⅠ類のものを使う必要はないんじゃないか。私の意見としては、経験者採用試験の過去問ですね、これをきっちり進めていくだけでも十分対策になってくると思いますので、ぜひそのあたりの意見を参考にしながらね、今後も対策進めていただければなというふうに思っております。

それではまた次回のお悩み相談でお会いしましょう。
ありがとうございました。

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